最終更新日 2024年11月1日
女性は、40歳を過ぎるころから女性ホルモン(エストロゲン)が急激に減少しはじめます。
女性ホルモンは、髪や爪、そして骨、血管を健康に保ちます。
また、自律神経のバランスを整えるなど、実に多くの働きをする重要なホルモンなのです。
その女性ホルモンが減少することで、心身ともに様々な不快症状、いわゆる更年期障害に見舞われます。
更年期障害の主な症状としては、動悸、めまい、ホットフラッシュ、冷え症、情緒不安、抑うつ感等があります。
比較的軽い症状の人もいれば、病院での治療が必要な重い症状に悩まされる人もいます。
40歳以降の女性は、子育てもまだ続いており、加えて親の介護、仕事もこなさなければいけないなど、かなり忙しい生活を余儀なくされる年代でもあります。
ですから、少しでも健康であることが大切です。
今、中高年の女性たち間で、話題となっているのがエクオールという成分です。
これまでは、女性ホルモン(エストロゲン)とよく似た働きをする成分として大豆イソフラボンの摂取が効果的だとされてきました。
しかし、近年の研究では、大豆に含まれるダイゼインという成分が体内で腸内細菌によってエクオールという成分に代わるということがわかってきました。
このエクオールは、スーパーイソフラボンとも呼ばれ、イソフラボンよりもさらに効果があるとされています。
エクオールという成分が無ければ、いくらたくさんの大豆イソフラボンを摂取しても、効果があまり得られないようです。
しかし、全ての人がエクオールを作り出すことができる腸内細菌を持っているわけではありません。
日本人女性の場合は、50%近くの人が作ることができないと言われています。
自分がどちらのタイプなのか知りたい人は、簡単な尿検査でできる検査キットが販売されているので、活用するといいでしょう。
もし、あなたが、エクオールを作り出すことができない人でも心配はありません。
今は、エクオールのサプリメントが販売されています。
サプリメントを上手に活用して、健康で生き生きとした毎日を過ごしましょう。
(参考):エクオール 副作用