1.モデルハウス見学は家族みんなで行こう
マイホーム購入への第一歩として、是非とも足を運んでみたいのがモデルハウスです。
実物をチェックできる大事な存在で、生活イメージも膨らませやすくなるはずです。
見学は必須ではないものの、見ておいて損はないと言えますので積極的に活用してみましょう。
行く前の心構えもありますが、ひとつはできるだけ家族で足を運ぶことです。
家族みんなの新しい住まいとなるわけですので、そこで暮らす家族が揃ってチェックしてみることが望ましいです。
一人ひとりの視点で見学をすることで、自分では気付かなかった発見も得られるのではないでしょうか。
メジャーを持って行くのもおすすめです。
廊下の広さやキッチンの高さ、収納スペースのサイズなど、気になるところも出てくるはずです。
そういった部分も細かくチェックしておいた方が、より生活イメージをしやすくなるでしょう。
後で振り返ることができるよう、写真を撮ったり動画撮影をしておいたりするのも大切です。
家に帰ってからどんな風になっていたのかなど、忘れてしまうこともありますので、記録用として残しておけば安心と言えます。
あくまでもモデルハウスということを念頭に置き見学するのもポイントです。
実際の生活イメージを膨らませやすくすべく、色々なインテリアも配置されています。
よく見せるためにオシャレなデザインの物も多いです。
2.見学する際にチェックしたい事
見学者からしても素敵に見えるものですが、雰囲気にのまれることのないよう、冷静にチェックをするようにしましょう。
家具などを取っ払って考えてみると、意外と普通の家でそこまで魅力的ではないこともあります。
見た目のマジックに騙されてしまうと買った後にギャップを感じてしまうこともあるため、何も物がない状態を頭の中でイメージしつつチェックすることが大切です。
では、モデルハウスを見学する際にはどんな部分に目を向けるのが良いのか、まずは広さをチェックしてみると良いでしょう。
玄関に入った時の様子やリビングのゆとり、各部屋の間取りは十分なのかなど、自分たちが生活するイメージを持ちつつ確認してみる必要があります。
広さをチェックする際には、今使っている家具家電などを配置した様子を考えてみるのもおすすめです。
ここにはこの家具、こっちはこの家電という具合に、配置予想をしてみることで広さや使い勝手の判断もしやすくなるはずです。
より具体的にジャッジをするためにも、予め家具家電のサイズを調べておくと安心と言えるでしょう。
その情報をもとにモデルハウスのサイズをメジャーでチェックしつつ、十分な寸法なのか確認してみることが大切です。
生活動線のチェックも欠かせません。
特に家事をする時の動きのラインはよく確認しておきたいところです。
例えば、料理をしながら洗濯をするというケースもあるものですが、それらの家事を気持ち良く行うには、キッチンから洗濯機置き場へのアプローチがしやすいかどうかが重要になってきます。
また、洗濯物を干すために外やベランダなどに行く際、その移動も楽にできる動線の方が家事の負担は減ります。
家事動線は毎日関係する要素であり、特にメインで家事を担当する家族はよく確認しておくことが推奨されるでしょう。
3.素敵に見える箇所は積極的に確認しよう
コンセントの位置や数をしっかりとチェックしておくのもポイントです。
他の部分に気を取られてしまい、ついつい細かくチェックがされずじまいなこともありますが、生活に密接に関係する要素ですので欠かさずに見ておきたいところです。
場所が悪かったり数が少なかったりすると、家電の使い勝手に影響しますし、インテリアも変わってくるでしょう。
置きたい場所に家具家電を置けなくなり、買う前に抱いていた理想を実現しにくくなることも考えられます。
地味な存在ながらも多大な影響をもたらす部分でもあるため、見学へ行く際には忘れずに見ることが大切と、頭に入れておきましょう。
オプションの有無を確認するのもマストと言えます。
モデルハウスを見学する側からすると、この家が手に入ることをイメージしてしまうものです。
確かにそのまま買える部分も多いのですが、実はオプションとして付けないと、当該の設備や機能が付いてこないこともあります。
ここが良かったと思っても、それがオプション扱いだとしたら別途費用が掛かりますし、予算以上になって買いにくくなってしまうこともあります。
オプションのマジックに騙されないためには、どこが標準でどこが標準ではないのか、よくチェックをしつつ見学をすることが大切です。
特に、良いなと感じたところは積極的に確認をしてみましょう。
良く見えるところほどオプションということが多く注意が必要です。
モデルハウスのチェックポイントはこれら以外にも沢山ありますが、見学へ行く場合はリストを作ってから足を運ぶのもおすすめです。
何度でも行くことはできるものの、リストを備えて細部までチェックをした方が無駄な手間も掛からないですし、買い物の失敗リスクも軽減しやすくなるでしょう。