コストをかけない電光看板として使えるLEDパネル

最終更新日 2024年11月1日

夜のネオン街などで頻繁に見られる電光看板ですが、暗がりの中でも看板の内容がはっきりと見えるため、多くのお店で採用しています。

夜間だけでなく、昼間でも綺麗に宣伝内容や画像を美しく見せることができるなど、色々な使い方ができて周囲の消費者に興味を持ってもらうことができます。

最近ではこの電光看板にLEDパネルを採用したものが普及してきていますが、その理由はコストの削減ができるからです。

電光看板は内部に光を作り出す装置があります。

従来だと蛍光灯が使われていましたが、この蛍光灯に代わって普及し始めているのがLEDです。

LEDは発光ダイオードとも呼ばれており、蛍光灯とは違ったメカニズムで光を発生させる機能を持っています。

半導体素子というものが電流に反応して光を作り出します。

熱や動きといったエネルギーを必要とせずに発光できるのが強みです。

人間に例えると、激しい動きをするほどエネルギーを必要としますので、たくさん食べなければならず、その食費にコストがかかってしまいますが、LEDにすれば同じ運動量でも少ない食事量でエネルギーが足りてしまうことから、食費を安く抑えられると考えれば、コストの少なさが想像できるでしょう。

蛍光灯よりも発光させるエネルギーが少なく、寿命は5倍という特長があります。

つまり、従来の電光看板をそのまま使い続けるよりも、LEDパネルに交換したほうが長く使えば使うほど電気代を安く抑えられるようになるということです。

初期導入費用がややかかるものの、長く使っているうちに回収できるほどの価格でしかありませんから、古い電光看板を使っているお店や会社であれば、早めに取り替えてしまったほうが良いでしょう。

嬉しいことに、LEDパネルはその性質上、虫がよってこないというメリットがあります。

夜間には光に誘われて色んな昆虫が集まってきます。

看板の内部に入り込んだり、周囲に張り付いたりすると見た目が悪くなるばかりか、周囲の人が気持ち悪がることでお店の印象が悪くなってしまいます。

LEDの光に交換するだけで、防虫対策に繋がります。

紫外線を含まない光であることから、紫外線で色があせてしまったり、劣化する対象物をパネルに貼り付けても品質を守ることができます。

熱の放出が少ないため、触ってやけどする危険が少ないのも、LEDパネルを導入することによる恩恵です。

メリットばかりのLEDパネルを導入しない手はないといえそうです。

※「LEDアクリルパネル」より抜粋